<愛でよう観賞魚>熱帯魚編 飼いやすい魚種1/温和な性格 初心者向け
飼育しやすい熱帯魚、今回は水槽の掃除役「ヤマトヌマエビ」と「シマカノコガイ」を紹介します。
ヤマトヌマエビは淡水性のヌマエビの仲間です。海外や日本の河川に生息しています。全長は5~6センチほどで、透明感のある体に細かい黒斑がちりばめられており非常に美しいヌマエビです。水質は熱帯魚と同じ酸性~弱酸性を好み、適正水温は22~26度、食性は雑食性でなんでも食べます。
熱帯魚の食べ残した餌もよく食べますが、植物食性が非常に強く、水槽内に発生した藻類を積極的に食べるのでフサフサとした糸状藻類の除去に役立ちます。
丈夫で飼育しやすいのですが、注意点は水質と水温の変化に敏感なことです。購入した際の水槽への投入時や飼育水の交換、日中と夜との寒暖差が激しい時期などは注意が必要です。
水槽への投入時はしっかりと水温・水合わせを行って、飼育水は一度にたくさん交換せずに全体の3分の1程度の量を目安としましょう。
水温は、ヒーターを使用して調整します。エビ類は高水温にも弱いので水温が28度を超えないよう室温で調整したり、水槽用の冷却ファンなどを使って管理しましょう。
ヌマエビの仲間で「ミナミヌマエビ」という全長2~3センチの小型のエビがいます。この種類を飼育する際の、水質などの注意点はヤマトヌマエビと同様です。
ミナミヌマエビは水槽内で繁殖するので増える楽しみがありますが、小型のため捕食されやすく、同居する魚のサイズに注意しましょう。
シマカノコガイは淡水性の巻き貝の仲間です。この貝も植物食性なので水槽内に発生した藻類を食べてくれます。水槽のガラス面やパイプ、コード類など藻類が付着しているところにくっついているのが確認できます。
飼育の注意点はエビ類とほぼ同じですが、底砂上にひっくり返って起き上がれないことがありますので、ピンセットなどで助けてやりましょう。
魚と一緒に、これらの生物を飼育しながらアクアライフを楽しみましょう。次回に続きます。
(観賞魚専門店経営・朝比奈理一)
2019年10月04日 金曜日
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